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LINEが夏前に東京とNYで上場、資金調達は最大30億ドル=IFR

 3月4日、韓国のネイバー傘下の無料対話アプリ会社LINEが、ニューヨークと東京市場で新規株式公開を計画していることが分かった。LINEのロゴ、都内で2014年撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai)

[香港/東京 4日 ロイター] - 韓国のネイバー035420.KS傘下の無料対話アプリ会社LINEIPO-LINE.Tが、ニューヨークと東京市場で新規株式公開(IPO)を計画していることが分かった。

トムソン・ロイター傘下のIFRが4日、関係筋の話として報じた。IPOに伴う資金調達額は最大30億ドルという。

上場準備が進んでおり、夏前にはローンチする見通し。米国での上場は、ニューヨーク証券取引所かナスダックのいずれかになるもようだ。

IFRは、この案件は米モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス、JPモルガンと野村が手掛けると報じた。

ネイバーはロイターに対し、LINEのIPOに当たってはさまざまな選択肢を検討していると説明したが、決定事項は何もないと述べた。

LINEの広報担当者は「IPOは選択肢のひとつであって、現時点では何にも決まっていない。上場の有無、タイミング等については、マーケットや業績動向を見極めた上で決定する」とコメントした。

ネイバーの黄仁ジュン(ファン・インジュン)最高財務責任者(CFO)は昨年8月、収益と市場環境が改善するまで新規上場を延期するとしていた。

*内容を追加して再送します。

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