October 29, 2018 / 3:23 AM / 16 days ago

インドネシア・ライオン航空機が墜落、乗員乗客189人の生存絶望的

[ジャカルタ 29日 ロイター] - インドネシア当局は29日、同国の格安航空会社(LCC)ライオン航空が運航するジャカルタ発パンカルピナン行きJT610便が離陸後間もなくしてジャワ島沖の海上に墜落したと明らかにした。乗員乗客189人全員の生存は絶望的とみられている。

機体は海岸から約15キロ離れた水深30─35メートルの海域に墜落。当局者はこの海域で遺体の一部を回収したことを明らかにした。

インドネシア国家捜索救助庁の報道官によると、同便は離陸の13分後に交信が途絶えた。ジャカルタの港を出発したタグボートから機体の墜落が見えたという。

インターネットサイト「フライトレーダー24」によると、機体はボーイング737MAX8型機。同サイトによると、午前6時20分前後にジャカルタを出発し、スズの産地として有名なバンカ・ブリトゥン州の州都であるパンカルピナンには同7時20分に到着する予定だった。

ただ離陸2分後、機体が高度2000フィート(610メートル)に達した時点で何らかの異変が発生。機体は一気に500フィート以上下降すると同時に、左に旋回。その後、高度5000フィートに上昇し、速度を345ノットまで上げた後、高度3650フィートで消息を絶った。

インドネシア国家運輸安全委員会のSoerjanto Tjahjono委員長は、事故機から空港に戻るとの要請があり承認されたが、こうした要請がなされた理由は明らかになっていないとし、墜落機の飛行や音声を記録する装置が入ったブラックボックスの回収が待たれるとした。

国家捜索救助庁のMuhmmad Syaugi長官によると、事故機は遭難信号は発信していなかった。国家捜索救助庁のYusuf Latief報道官は生存者がいる公算は小さいと表明。当局者はメトロテレビに対し、これまでに24の遺体収容袋が身元確認のために病院に運ばれたことを明らかにした。

事故機には財務省職員21人を含む政府職員少なくとも23人のほか、国営錫生産会社Timahの社員4人、同社の子会社の社員3人も搭乗していた。

 10月29日、インドネシア当局は、同国の格安航空会社(LCC)ライオン航空が運航するジャカルタ発パンカルピナン行きJT610便が離陸後間もなくしてジャワ島沖の海上で墜落したと明らかにした。機体の一部とみられる漂流物を調べるインドネシア国営石油会社プルタミナの関係者ら。西ジャワ州で撮影。アンタラ通信提供(2018年 ロイター)

ライオン航空グループのエドワード・シライト最高経営責任者(CEO)は記者団に対し、事故機はバリ島からジャカルタに向かうフライトで機体にトラブルが見つかったが、問題は解決されたと表明。具体的にどのようなトラブルがあったのかは明らかにしなかったが、ライオン航空が保有する他のボーイング737MAX8型機では同様の問題は起きておらず、同モデルの運航を中止する予定はないとした。ライオン航空は11機のボーイング737MAX8型機を運航している。

ボーイング737MAXによる事故が報告されたのはこれが初めて。

*内容を追加しました。

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