May 7, 2019 / 10:55 AM / 15 days ago

米中貿易摩擦再燃に金属市場が動揺、今後不安定に=業界関係者

[香港 7日 ロイター] - 楽観ムードが漂っていた米中通商協議の見通しが、トランプ米大統領の関税引き上げ発言で一転、厳しくなったことで金属市場には動揺が広がっている。

香港で開催されたLMEアジアウィークでは、米中貿易摩擦の再燃で、金属市場の取引環境が厳しくなったとの声が聞かれた。

フリーポイント・コモディティーズのコモディティストラテジスト、デビッド・ウィルソン氏は「非常に劇的な展開だ。トランプ大統領が次、何をつぶやくのか分からない。それが金属取引を極めて難しくしている」と述べた。

米中貿易摩擦が台頭した昨年6月、ロンドン金属取引所(LME)の銅相場CMCU3は、その月の高値(約7350ドル)から20%急落し、8月には1トン=6000ドルを下回った。

LME銅は7日0937GMT(日本時間午後6時37分)までに1.1%安の6166ドルで、前週末につけた2カ月半ぶり安値をわずかに上回る水準となっている。

LMEアジアウィークの出席者への調査では、57%が貿易摩擦と政治リスクが今年の金属市場に最も影響を及ぼす要因と回答した。

バンク・オブ・チャイナ・インターナショナルのコモディティ市場戦略責任者のFu Xiao氏は、米中が通商合意を目指すなかで、さらなる問題が生じる可能性は排除できず、不確実性が金属市場をさらに混乱させる可能性があるとみている。

「米中が合意に近づいている、というニュースを耳にしても市場は安心すべきでない。トレーディンの観点から言えば、今後、かなりのボラティリティがあると常に肝に銘じるべきだ」とXiao氏は述べた。

その一方で、上海金属取引所のゼネラル・マネジャー、イアン・ロパー氏は、需要面で第1・四半期は中国から良好な兆しがみられたと指摘した。

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