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ロンドン証取、取引時間短縮で聞き取り開始 トレーダーの健康図る

 12月10日、ロンドン証券取引所(LSE)は、トレーダーら市場参加者に対し、スタッフの多様性や精神面の健康状態改善を図るため、株式市場の取引時間の短縮を希望するかどうかを聞き取るための調査文書を公開した。写真はロンドンで昨年8月撮影(2019年 ロイター/Peter Nicholls)

[ロンドン 10日 ロイター] - ロンドン証券取引所(LSE)は10日、トレーダーら市場参加者に対し、スタッフの多様性や精神面の健康状態改善を図るため、株式市場の取引時間の短縮を希望するかどうかを聞き取るための調査文書を公開した。五つの選択肢を用意し、取引開始の時間を現在よりも30分─1時間程度遅くしたり、終了時間を1時間程度早めたりすることなどについての意見を求めている。

意見の聞き取りは来年1月31日まで行う。実際の取引時間の短縮変更には規制当局の承認が必要だ。

LSEの取引時間は現在、午前8時─午後4時半となっており、6─8時間程度の米ニューヨークやシンガポールと比べると長い。

英投資協会は、LSEがトレーダーらの声に耳を傾けたことを評価。同協会の投資資本市場担当のディレクター、ガリナ・ディミトロバ氏は、「長時間労働の文化は、多様性や健康面で有害なだけでなく、マーケットにも非効率的だ」と話した。トレーダーからは、米市場と重なる一部の取引時間は削減できるとみる半面、欧州域外の取引所に顧客が流出する可能性を懸念する声も聞かれる。

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