August 19, 2018 / 10:47 PM / 3 months ago

サウジ政府系ファンド、テスラの競合への出資検討=関係筋

 8月19日、サウジアラビアの政府系ファンド(SWF)「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」は、米電気自動車(EV)メーカー大手テスラの競合である米ルーシッドモーターズへの出資で協議を行っている。写真はルーシッドの発表会、カリフォルニア州で2016年12月撮影(2018年 ロイター/Alexandria Sage)

[19日 ロイター] - サウジアラビアの政府系ファンド(SWF)「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」は、米電気自動車(EV)メーカー大手テスラ(TSLA.O)の競合である米ルーシッドモーターズへの出資で協議を行っている。関係筋が19日に明らかにした。

テスラのマスク最高経営責任者(CEO)は、同社の株式非公開について、PIFの支援の可能性に言及している。

関係筋によると、PIFとルーシッドモーターズは既に条件規定書を作成しており、PIFはルーシッドモーターズに10億ドル以上を出資して過半数株を取得する計画。初期投資は5億ドルで、その後、2度追加投資を行うという。

両者は交渉中で、最終的にこの案件はまとまらない可能性もあるという。

テスラのマスクCEOは7日、「(1株あたり)420ドルでテスラを非公開化できないか考えている。資金は確保した」とツイッターに投稿した。これを受け同社株は上昇した。

13日には、非公開化に必要な資金をPIFが出資してくれる可能性があると説明した。一方PIFの関係者は、テスラへの出資の可能性を否定している。

ルーシッドモーターズは、カリフォルニア州のシリコンバレー近くに拠点を置くEVの新興企業。テスラの元副社長兼取締役会メンバーのバーナード・ツェ氏が2007年に設立した。

中国の北京汽車(BAIC)や三井物産などが出資している。まだ自動車は販売していないが、2016年に、価格が10万ドルの高級EV、「ルーシッドエア(Lucid Air)」を初公開。2018年後半に製造を開始する計画。

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