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大気汚染深刻なバンコク、旧正月入りで中国系住民がお香

 2月5日、アジア各地で春節(旧正月)入りし、タイでも中国系の住民らが寺院でお香を炊いて祈ったり行事用の紙幣を燃やすなどし、街には煙が立ち込めた。バンコクでは大気汚染対策に苦慮しており、当局が自粛を要請していたがほぼ無視された格好だ。写真はマスクを付けてお香に火を付ける女性。バンコクで撮影(2019年 ロイター/Jorge Silva)

[バンコク 5日 ロイター] - アジア各地で春節(旧正月)入りし、タイでも中国系の住民らが寺院でお香を炊いて祈ったり行事用の紙幣を燃やすなどし、街には煙が立ち込めた。バンコクでは大気汚染対策に苦慮しており、当局が自粛を要請していたがほぼ無視された格好だ。

寺院では、大気汚染対策のマスクを着けて先祖へのお供えを燃やす人が多数見られた。61歳のある男性は、マスクをしたまま「お香を焚くことを完全にやめるのは無理。中国系の子孫として、外すことのできない祝祭だ」と語った。

世界の都市の大気状況を計測しているairvisual.comは、バンコクを世界最悪の大気汚染都市の1つとした。一部地区で汚染物質「PM2.5」の濃度が安全基準を上回る中、大半のドラッグストアでマスクが売り切れる事態に。政府は人工の雨雲生成やトラックの通行規制、路上散水などの措置を講じているが、効果はほとんどないという。

バンコクの中華街で寺院を運営する団体職員は、今年の旧正月に燃やされるお香は前年よりやや少ないが、改善と呼べるほどではないと説明。「禁止はできず、協力を呼び掛けることしかできないため、大半の人は自粛していない」と述べた。

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