September 4, 2014 / 4:22 AM / 5 years ago

仏LVMHのエルメス買収消滅、株買い増し問題で和解

 9月3日、フランスの高級ブランドLVMHが、同業の仏エルメスの株式を買い増していた問題で、両社は3日、和解に合意したことを明らかにした。上海で2012年7月撮影(2014年 ロイター/Aly Song)

[パリ 3日 ロイター] - フランスの高級ブランドLVMH(LVMH.PA)が、同業の仏エルメス(HRMS.PA)の株式を買い増していた問題で、両社は3日、共同で発表した声明で、和解に合意したことを明らかにした。「ハンドバッグ戦争」と呼ばれた約4年にわたる高級ブランド企業間の争いが予想外の終結を迎えた。

和解内容は、LVMHは保有するエルメス株23.2%の大半を自社の株主に割り当てるとともに、向こう5年間はエルメスの株式を買い増さない。事実上、LVMHによるエルメスの買収の可能性は葬られた形となった。LVMHはフランスの大富豪で最高経営責任者(CEO)のベルナール・アルノー氏が率いる。

事情に詳しい情報筋によると、LVMHの株主は、同社株21株に対してヘルメス株1株を受け取る。エルメス株の割り当ては12月20日までに完了する予定。

LVMHは、持ち株会社のグループ・アルノーを通してエルメス株8.5%を保有し続ける。

2010年、LVMHはヘルメス株17%を買い進めていることを明らかにした。この投資を直接の株式取得ではなく、一連のエクイティデリバティブを通して行ったため、申告する必要がなかった。エルメスは、最大のライバルであるLVMHが自社の最大の外部株主になっていたことを知り、会社を乗っ取られるとの警戒感から猛烈に抗議した。

仏金融市場庁(AMF)は昨年、LVMHは株式買い増しについて適切な報告を怠ったとして罰金を科し、エルメスはインサイダー取引と価格操作を行ったとしてLVMHを提訴した。これに対しLVMHは、エルメスを名誉棄損で訴え、反撃した。

声明によると、両社は今回の合意で、これらすべての係争を終わらせた。

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