[28日 ロイター] - 米配車サービスのリフトの新規株式公開(IPO)は、中国電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディングBABA.Nや、中国のインターネット大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)0700.HK、サウジアラビアのサウード家など、様々な投資家に利益をもたらす見通し。
関係筋によると、リフトはIPOのためのアドバイザーを間もなく選定する。
同社のIPOでは、ゼネラル・モーターズ(GM)が特に恩恵を受ける見通し。2007年の設立以来、リフトは26億ドル以上の資金を集めているが、GMは2016年初めにリフトの株式9%を5億ドルで取得した。
また、フォード・モーターF.Nのビル・フォード会長は、自身が率いるベンチャー・キャピタルのフォンティナリス・パートナーズを通じてリフトに出資している。
著名投資家カール・アイカーン氏、ヘンリー・クラビス氏、サウジアラビアのアルワリード・ビン・タラール王子、シティ・グループC.N、ウォルト・ディズニーDIS.Nなどもリフトに投資している。
アリババとテンセントは、中国の配車サービス滴滴出行に出資。滴滴出行は、リフトや米ウーバー・テクノロジーズ[UBER.UL]に出資している。
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