[東京 22日 ロイター] - 内閣府が22日発表した3月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標とされる船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は前月比3.9%減となった。前月比マイナスは2カ月連続で、基調判断は「足踏みがみられる」に据え置いた。
金額ベースでは8529億円だった。ロイターの事前予測調査では前月比0.7%増と小幅ながらプラスになると予想されていた。対前年同月との比較でも3.5%の減少だった。
民需のうち、製造業は前月比2.4%減の4229億円で、2カ月ぶりに減少した。船舶・電力を除く非製造業は前月比4.5%減の4397億円で、2カ月連続の減少となった。
一方、外需は前月比10.5%減の1兆0048億円で、2カ月ぶりに減少した。
この結果、1ー3月実績は前期比プラス2.6%となった。内閣府によると、4―6月は前期比プラス4.6%となる見通し。
*内閣府の発表資料は以下のURLでご覧になれます。
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