[パリ 10日 ロイター] - 米交流サイト大手フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は10日、フランスの有害オンラインコンテンツ規制に向けた取り組みについて、欧州連合(EU)のモデルと評価した。
パリでマクロン大統領と会談後、記者団に語った。
この日はマクロン氏が要請した調査報告書が公表され、フェイスブックの監視強化や憎悪表現(ヘイトスピーチ)に対するハイテク大手各社の取り組みに独立した規制者が目を光らせるよう提言した。
マクロン氏は、フランスがハイテク規制で主導的な役割を果たすことを望んでおり、米国の自由放任型と中国の管理型の両立を模索しているとされる。
ザッカーバーグ氏はまた、フェイスブック共同創業者のクリス・ヒューズ氏が同社分割を提案した件についてコメントを控えた。ただ国際広報担当の責任者は「メロドラマのようだ」と提案を一蹴した。