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海運マースク、通期利益予想引き上げ コンテナ輸送は依然低迷

海運大手のAPモラー・マースクは19日、通期利益予想を年初時点の予想から上方修正した。決算会見するセーレン・スコウCEO、提供写真。(2020年 ロイター)

[コペンハーゲン 19日 ロイター] - 海運大手のAPモラー・マースクMAERSKb.COは19日、通期利益予想を年初時点の予想から上方修正した。ただ第3・四半期のコンテナ海上輸送需要は平時を下回るとの見通しを示した。

第2・四半期決算は売上高、利益とも市場予想を上回った。輸送量は大幅に減少したが、輸送運賃の上昇や燃料価格の下落、コスト削減で一部相殺した。

セーレン・スコウ最高経営責任者(CEO)は声明で「強い業績とバランスシートで、財務的、戦略的により強くなって危機から抜け出せる状況にある」と述べた。

通期の利払い・税・償却前コア利益(EBITDA)はリストラ・統合関連費用計上前で60億─70億ドルと予想し、年初の予想(55億ドル)から引き上げた。同社は3月、新型コロナウイルス流行による先行き不透明感を理由に利益見通しを出すのを停止していた。

アルム・ブランドのチーフ株式アナリストのマイケル・フリース・ヨルゲンセン氏は、マースクはコスト削減で新たな環境に適応していると評価した。

マースクは、今年の世界的なコンテナ輸送需要は前年を下回る見通しで第3・四半期は1桁半ばの減少になると予想した。

第2・四半期のEBITDAは25%増の17億ドル、売上高は7%減の90億ドルだった。リフィニティブが集計したアナリスト予想は、EBITDAが16億ドル、売上高は89億ドルだった。

マースク株は7.4%上昇し8カ月ぶり高値をつけた。株価は3月から倍に値上がりしている。

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