[コペンハーゲン 10日 ロイター] - コンテナ船世界最大手のマースクは10日、コンテナ運搬需要の急増が第1・四半期の業績を大幅に押し上げるとの見方を示した。
スコウ最高経営責任者(CEO)は、同社の主力事業である海運が「需要の急回復により過去最高の業績になる」とし、今後、経済が平常化するに従って業績も伸長を続けると自信を示した。
同社は今年の利払い・税・償却前利益(EBITDA、調整後)予想を85─105億ドルとし、昨年の83億ドルから増加するとした。
昨年第4・四半期のEBITDAは85%増の27億1000万ドルとなり、アナリスト予想の26億8000万ドルを上回った。
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