November 16, 2018 / 7:56 AM / a month ago

第3四半期マレーシアGDP、前年比+4.4% 4四半期連続鈍化

 11月16日、マレーシア中央銀行が16日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は前年比4.4%増となり、4四半期連続で伸びが鈍化した。外需が軟調となる中、伸び率は2016年第4・四半期以来の低さとなり、予想中央値の4.6%も下回った。写真はクアラルンプールで2016年2月撮影(2018年 ロイター/Olivia Harris)

[クアラルンプール 16日 ロイター] - マレーシア中央銀行が16日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は前年比4.4%増となり、4四半期連続で伸びが鈍化した。外需が軟調となる中、伸び率は2016年第4・四半期以来の低さとなり、予想中央値の4.6%も下回った。

第2・四半期の伸び率は4.5%だった。

中銀によると、家計支出が9%、民間支出が6.9%、それぞれ増加して成長を支えた一方、天然ガスやパーム油の生産減少がGDPを0.5─0.7%ポイント押し下げた。中銀はこうした生産減少は底を打ったとの見方を示した。

ノル・シャムシア中銀総裁は、2018年の成長率が4.8%、19年は4.9%になるとの見通しを示した。また「成長は底入れし、今後は上向いていく」と指摘。「民間部門支出の合理化が続く中、来年にかけても民間部門の活動が引き続き成長の重要なけん引役になる」とした。

世界的な貿易摩擦が悪化すれば、来年のGDPが0.3─0.5%ポイント押し下げられる可能性があるとも述べた。

キャピタル・エコノミクスは第3・四半期のGDPについて、成長が「勢いづくのに依然苦戦している」とし、持続的に回復する可能性は低いとの見方を示した。来年の成長率は4.5%と予想した。

ノムラのEuben Paracuelles氏は、世界経済減速、輸出減少、個人消費に言及し、マレーシアの成長率は「悪化する可能性がある。来年はより広範な鈍化が見込まれる」と指摘した。

第3・四半期の経常黒字は38億リンギに縮小した。

中銀総裁は、ドルの上昇により、リンギは他のアジア通貨と共に下落する見込みだと述べた。また中銀は、第3・四半期のインフレは概ね落ち着いて推移したとした上で、年末また来年にかけて小幅上昇するとの見通しを示した。

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