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マレーシア首相に辞任圧力、国王から非常事態宣言の承認得られず

[クアラルンプール 26日 ロイター] - マレーシアのムヒディン首相に対し、辞任を求める圧力が強まっている。同氏が要請した新型コロナウイルス危機に対する非常事態宣言の承認をアブドラ国王が拒否したことを受け、首相としての指導力を疑問視する声が広がっている。

ムヒディン首相は、国内で新型コロナ感染が再び拡大し、パンデミック(世界的大流行)により経済が打撃を受ける中、非常事態宣言の承認を国王に要請。首相に批判的な向きの間では、議会を一時閉鎖するための口実作りだと非難の声が上がった。

アブドラ国王は25日、ムヒディン首相の要請を拒否。野党を率いるアンワル元副首相に政権交代を迫られている同首相にとって、大きな痛手となった。国王は同時に、パンデミックにうまく対応してきた政権の不安定化につながるような政争をやめるよう戒めた。

こうした中、ムヒディン首相に対して与野党双方から辞任を求める声が強まっている。

与党連合の中で最大の政党、統一マレー国民組織(UMNO)の幹部アハマド・プアド・ザルカシ氏はフェイスブックへの投稿で「幸いにも国王は、国をより危険な領域に陥れかねない政治的駆け引きに影響されなかった」として首相の行為を批判。「当然、ムヒディン氏は辞任すべきだ」と訴えた。

野党のウォン・チェン議員も、ムヒディン氏の「悪意ある」提案が国王に拒否されたのは当然だとし、首相は辞任するか、もしくは非常事態宣言を提案した閣僚を解任すべきだと述べた。

ムヒディン氏は25日に発表した声明で、26日の閣議で非常事態宣言の承認拒否について話し合うと明らかにしている。

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