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マレーシアのナジブ元首相、ニ審も有罪 1MDB巡る汚職事件で

 12月8日、マレーシアの上訴裁判所は、政府系ファンド「1MDB」を巡る数十億ドル規模の汚職事件を巡り、ナジブ元首相の有罪を認めた一審判決を支持した。クアラルンプールで9月18日撮影(2021年 ロイター/Lim Huey Teng)

[クアラルンプール 8日 ロイター] - マレーシアの上訴裁判所は8日、政府系ファンド「1MDB」を巡る数十億ドル規模の汚職事件を巡り、ナジブ元首相の有罪を認めた一審判決を支持した。復権を目指す同氏には痛手となった。

クアラルンプール高等裁判所(一審)は昨年、背任、権力乱用、マネーロンダリング(資金洗浄)の罪で禁固12年と罰金5000万ドルの有罪判決を下した。

米国とマレーシア当局は45億ドルが不正に流出し、このうち10億ドル以上がナジブ氏個人の口座に入ったとみている。

ナジブ氏は違法行為を一貫して否定し無罪を主張したが、一審は同氏が1MDBの元子会社「SRCインターナショナル」から約1000万ドルを不正に受け取ったと判断した。

上訴裁は一審の判決を支持し、SRCを巡るやりとりは国益のためだったとの主張を退けた。「ここには国益は存在せず、あるのは国辱だけだ」と断じた。

ナジブ氏はオンライン会見で判決に失望したとし、連邦裁判所(最高裁)に上告する考えを示した。

ナジブ氏はSRCを巡る汚職を含めて42の罪で起訴されたが、議員の地位を維持しており、再選を目指す可能性を排除していない。ただ憲法により、国王から恩赦か猶予を得なければ出馬することはできない。

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