Reuters logo
3月米輸入物価大幅マイナス、石油値下がりで
2017年4月12日 / 14:50 / 7ヶ月前

3月米輸入物価大幅マイナス、石油値下がりで

[ワシントン 12日 ロイター] - 米労働省が12日発表した3月の輸入物価指数は前月比0.2%下落し、2016年8月以来の大幅なマイナスとなった。石油価格の下落で伸びが鈍化したものの、ドル高傾向が薄れるにつれて基調としては緩やかな上昇圧力が増しているもようだ。市場予想も0.2%の下落だった。

2月は0.4%上昇していた。

3月の前年同月比は4.2%上昇。2月の4.8%上昇から伸びが鈍化した。

輸入価格の落ち込みは長くは続かない見込みだ。前週に起きた米国のシリアへのミサイル攻撃で地政学的な緊張が高まったほか、サウジアラビアが1月に合意した生産削減の6カ月の延長を要求したことを背景に最近は原油価格が上がっているからだ。

3月の前月比の内訳は、石油・石油製品が3.6%下落と、16年8月以来の大幅な落ち込みだった。2月は1.3%上昇していた。

石油を除く輸入物価は0.2%上昇した。2月は0.3%上昇していた。石油を除く輸入物価は3カ月連続で伸びている。ドルの上昇圧力が弱まっていることが一因だ。

資本財は0.1%上昇。2月は0.2%の上昇だった。

自動車を除く消費財は0.2%下落した。2月は0.3%上昇していた。食品は0.7%下落。2月は1.0%上昇だった。

輸入物価の上昇圧力は弱いものの、国内ではインフレ率が上がっている。消費者の物価指標は大半が、米連邦準備理事会(FRB)が目標とする2%を超えた。ロイターによるエコノミストの調査によると、13日に発表される3月の卸売物価指数(PPI)は前月比は横ばいの見込みだが、前年同月比は2.4%上昇する見通しだ。

同時に発表された3月の輸出物価は0.2%上昇した。2月は0.3%伸びていた。

3月の前年同月比は3.6%上昇と、11年12月以来の大幅な伸びだった。2月は3.2%上昇していた。

前月比の輸出物価の内訳は、農産物が0.9%上昇。食肉とナッツの値上がりが著しかった。農産物の前年同月比は5.3%上昇と、13年6月以来の大幅なプラスだった。大豆価格の上昇が主な要因だった。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below