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3月米個人消費横ばい、PCE物価は下落
2017年5月1日 / 15:05 / 7ヶ月後

3月米個人消費横ばい、PCE物価は下落

[ワシントン 1日 ロイター] - 米商務省が1日発表した3月の個人消費支出(季節調整済み)は2カ月連続で前月比横ばいだった。市場は0.2%増を予想していた。個人消費支出(PCE)物価指数も1年1カ月ぶりに低下するなど、第1・四半期の国内需要が弱含んでいることを裏付けた。

インフレ調整後の個人消費は0.3%増。3カ月ぶりのプラスだった。

第1・四半期は暖冬により暖房など光熱費への支出が減ったことが個人消費を抑制した。政府が不正対策の一環で税の還付を遅らせたことや、このところのインフレ圧力の高まりも消費手控えにつながった可能性がある。

3月のPCE物価指数は0.2%下落し、16年2月以来のマイナスとなった。下落率は15年1月以来の大きさだった。前年同月比でみると1.8%の上昇だった。2月は2.1%の上昇だった。

変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE物価指数は3月に前月比で0.1%下落した。01年9月以来のマイナスで、下落率もその時以来の大きさだった。2月は0.2%の上昇だった。3月のコア指数は前年同月比でみると1.6%の上昇。2月は1.8%の上昇だった。

コアPCE物価指数の前年同月比は米連邦準備理事会(FRB)が物価の目安として注視している。FRBは物価目標を2%としている。

RDQエコノミクスの首席エコノミスト、ジョン・ライディング氏は「3月のコアPCE物価指数の下落は例外だと考えており、今後数カ月に上向く見込みだ」と話す。

3月の個人所得は0.2%増だった。2月は0.3%増えていた。可処分所得(インフレ調整済み)は0.5%増と、15年12月以来の大幅な伸びだった。貯蓄は8491億ドルで、2月の8190億ドルと比べて増加した。

今回の個人消費支出は、4月28日に発表された第1・四半期の国内総生産(GDP)に組み込まれている。第1・四半期のGDP統計で個人消費は年率にして0.3%増加した。2009年第4・四半期以来の弱い伸びだった。GDPは0.7%増と、3年ぶりの低水準だった。

ただ3月は、インフレ調整後の個人消費が増えており、第2・四半期の経済は活性化すると考えられる。賃金の伸び加速が個人消費を後押しするとみられる。米労働省が28日発表した第1・四半期の雇用コスト指数(ECI)統計によると、民間部門の賃金は過去10年間で最大の伸びとなった。

*内容を追加して再送します。

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