[25日 ロイター] - サッカーの元アルゼンチン代表ディエゴ・マラドーナ氏が25日、国際サッカー連盟(FIFA)のインタビューに対して、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)制度を支持すると述べた。
マラドーナ氏は1986年のワールドカップ(W杯)で、イングランド戦で歴史に残る5人抜きのゴールのほかに、相手GKの上から手でゴールに押し込み、後に「神の手が決めた」と語り悪名を得た。
マラドーナ氏は「もしテクノロジーがあれば、あのゴールは認められてないだろう」とし、「1990年のW杯では、ゴールラインのボールをクリアするために手を使った。審判がそれを見てなかったからラッキーだった。当時はテクノロジーを使うことはできなかったが、今では違う話だ」とも述べた。
そして「サッカーは後れを取れない。テクノロジーが進歩する割合と、他のスポーツでそれを使用している事実を見た時、なぜサッカーだけ使わないと考えられるのか」とVAR制度を支持している。
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