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ウォール街からの選挙資金集め、共和党のルビオ候補がトップ
2016年2月24日 / 02:04 / 2年後

ウォール街からの選挙資金集め、共和党のルビオ候補がトップ

[ワシントン 23日 ロイター] - 米大統領選の共和党有力候補、マルコ・ルビオ上院議員(44)の選挙陣営が、他候補を圧倒してウォール街金融機関から献金を集めていることが、ロイターによる選挙運動資金調査でわかった。

 2月23日、米大統領選の共和党有力候補、マルコ・ルビオ上院議員(44)の選挙陣営が、他候補を圧倒してウォール街金融機関から献金を集めていることが、ロイターによる選挙運動資金調査でわかった。写真はミシガン州で撮影(2016年 ロイター/Chris Keane)

共和党の指名候補争いでトップを走るのは不動産王ドナルド・トランプ氏(69)だが、ルビオ氏が党主流派が推す有力対抗馬と目されていることを示す結果となった。

個人による一口200ドル以上の献金の分析調査で、昨年の大統領選出馬表明から現在までに、ルビオ氏は、バンク・オブ・アメリカ(BAC.N)、ドイツ銀行(DBKGn.DE)、ゴールドマン・サックス(GS.N)といった銀行、投資会社の従業員から、総額400万ドル以上を受け取ったことがわかった。

2位は、選挙戦から先週撤退したジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)で245万ドルを集めた。民主党有力候補のヒラリー・クリントン氏が72万3361ドルで3位だった。これらの金額には、政治資金団体であるスーパーPAC(政治活動委員会)への献金も含まれる。スーパーPACは直接の資金提供や連携は行わないが、特定候補を支援したり批判したりすることが可能で、無制限の資金を集めることができる。

ブッシュ氏の撤退後まもなく、ロイターに対し一部の支持者が今後はルビオ氏に資金援助を行うと述べたことからも、共和党指名争いから候補者の脱落が相次げば、ルビオ氏に向かう献金はさらに増加することが予想される。

一方で、2008年のリーマン・ショックとそれに続く景気後退の責任はバンカーにあるとする有権者も多いため、ウォール街からの献金は候補者にとって諸刃の剣となる。

同じく有力候補で、アイオワ州党員集会を制しながらも、サウスカロライナ予備選ではルビオ氏に惜敗したテッド・クルーズ候補(45)がウォール街から受け取った献金額はわずか8万5000ドルだった。

ルビオ氏への資金援助は、同氏と連合するスーパーPACへの献金が多くを担う。米資産家でヘッジファンドを率いるポール・シンガー氏は昨年10月、同氏への支持を表明し、同スーパーPACに対し250万ドルを献金した。

1月単月でみると、ルビオ氏がウォール街から集めた選挙資金は総額9792ドルで、クリントン氏の5万1000ドル、選挙戦から撤退したクリス・クリスティー氏の2万6000ドルに次いで3位だった。

金融危機の責任はウォール街金融機関にあると主張し、大銀行の解体を公約に掲げる民主党のバーニー・サンダース候補(74)が、大統領選への出馬以降、金融機関から受け取った献金はわずか2万6650ドルで、他媒体から集めた資金総額9600万ドルのほんの一部に過ぎない。

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