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米国株ファンド、過去2番目の大きな資金流入=バンカメの週間調査
2017年6月16日 / 17:22 / 5ヶ月後

米国株ファンド、過去2番目の大きな資金流入=バンカメの週間調査

[ロンドン 16日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BAML)が16日公表した週間データによると、世界の株式ファンドへの資金流入は昨年11月の米大統領選の後以来の大きさとなった。米国株への資金流入が週間ベースで過去2番目の大きさとなったことが、全体を押し上げた。株価の急落が迫っていると警告している。

 データによると、14日までの1週間に米国株ファンドには170億ドルが流入した。2014年12月に記録した355億ドルに次ぐ2番目に大きな流入額となった。

 このことは、世界の株式ファンドへの流入額を246億ドルへと押し上げた。上場投資信託には263億ドルが流入しており、ハイテク株が売り込まれたことの影響はなかった。ミューチュアル・ファンドからは17億ドルが流出したが、全体への影響は軽微だった。

 投資家は新興国市場の債券や高利回り債など「利回りが高い」債券にも資金を振り向け続けた。これらのファンドへの資金流入は過去4週間で35億ドルに達しており、そのスピードは2月15日以来の早いペースとなっている。

 物価がデフレとインフレの狭間で揺れる中、デフレ資産とされる国債には10億ドルと20週ぶりの大きな資金流入があった。一方、インフレ連動債(TIPS)からは過去5週間のうち4週で若干の資金流出がみられた。

 株式への資金の流入は、警戒心も呼び起こしている。

 BAMLのアナリストらは、世界の中央銀行はリーマン・ショック以来、10兆8000億ドルもの資金で金融市場をあふれさせ、今年だけでも1兆5000億ドルの資金を流し込んできたが、そうした「時代の終わり」が近づいていると指摘。この先は資産の買い手から売り手になる準備をすべきだとした。

 BAMLは「急に弱気相場になることはない。しかし、金融政策の転換は、この先数四半期にわたってマイナス要因となるだろう。(太陽に向けて高く飛ぶ)イカルスのような相場の後には、(壁から落ちた)ハンプティーダンプティ(のような急落)が続くだろう」と警告。「ようやく株価の乱高下が買い要因となる」とも指摘した。

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