[ロンドン 5日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ(BofA)が5日公表した週間調査によると、先週は個人投資家が米ゲーム販売ゲームストップ株を熱狂的に買い上げる一方、機関投資家は米株下落局面で過去最大の42億ドルをハイテク株に投資した。
BofAのチーフ・インベストメント・ストラテジスト、マイケル・ハートネット氏は、「過去2週間、大手機関投資家はFAANMG(フェイスブック、アマゾン、アップル、ネットフリックス、マイクロソフトグーグルを傘下に持つアルファベット)など出遅れ銘柄を積極的にに買っていた」と述べた。
一方、先週は株式市場のボラティリティーが急上昇したため、投資家は安全性を求めて債券市場に212億ドルを振り向け。過去4カ月で最大の投資額となった。
また3日までの1週間に、新興国株式市場には57億ドルが流入。同市場は過去20週間のうち19週で流入超となっている。
先週は個人投資家の買いで銀価格も高騰。2013年以来初めて、1オンス=30ドルを突破した。3日までの1週間に銀市場には過去最大の28億ドルが流入した。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」