[6日 ロイター] オバマ米大統領は6日、イランに対する軍事行動の可能性をめぐり米国が早期に決定を下すとの考えに反対する姿勢を示すとともに、イランの核問題に対して慎重な対応を求めた。
「戦争の太鼓を叩く」米国の政治家は、軍事行動の費用対効果を説明する責任を負うと指摘。米国として向こう数週間もしくは数カ月以内の選択が必要との考えは「諸事実によって裏打ちされていない」と述べた。
イランの核兵器保有は容認しないとする一方、共和党の大統領候補らが「何げない態度」でイランとの戦争の可能性に言及していることを批判した。