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メルケル独首相、欧州の成長模索を支持 財政出動には反対=新聞

 [ベルリン 1日 ロイター] メルケル独首相は2日付の独ハンブルク・アーベントブラット紙に掲載予定のインタビューで、欧州の成長押し上げに向け景気刺激策を実施することには反対だが、欧州投資銀行(EIB)の資本を増強する案は支持する用意があるとの立場を示した。

 首相は「経済成長の達成には必ず費用がかかるという考えを捨てることが重要」とし、政府による刺激策のみが成長を促す措置との見方を否定。「持続的な成長はむしろ教育や研究、中小企業による革新の強みをベースにしている」と指摘した。

 欧州では、相次ぐ緊縮策に各国国民が不満を募らせる中、成長促進をより重視した財政再建路線へのシフトを求める声が強まっており、仏大統領選で優位に立つオランド候補は、大統領に就任した場合にはユーロ圏新財政協定の再交渉を求める考えを示している。

 メルケル首相は協定の内容緩和には反対しており、財政出動よりも「政治的な勇気と創造力」を必要とする措置を模索するほうが望ましいと指摘。若年層雇用の規制緩和や職業訓練制度の改善を通じて雇用市場の開拓を図ることなどが必要との見方を示した。

 その上で、EIBの資本増強や欧州の構造的基金をより柔軟に活用する案は支持する立場をあらためて示した。

 EIBをめぐっては、ユーログループのユンケル議長(ルクセンブルク首相)が30日、100億ユーロ程度の資本増強を想像することは可能だと述べている。

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