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ドイツ、2012年経常黒字の対GDP比率が欧州委の上限上回る=IFO

 [ベルリン 21日 ロイター] ドイツのIFO経済研究所によると、2012年の同国の経常黒字の対国内総生産(GDP)が欧州委員会が定める上限を超えた。

 IFOのシン所長はロイターに対し、2012年のドイツの経常黒字は1690億ユーロ(2250億ドル)となり、対GDP比率は6.4%となったことを明らかにした。欧州委は同比率の上限を6%に設定している。

 エコノミストの間では、ドイツが抱える巨額の経常黒字は世界的な経済の不均衡を加速させており、欧州債務危機などの一因になっているとの見方が出ている。

 欧州委は2011年末、欧州内の経済不均衡の拡大防止を目的に、経常黒字の対GDP比率を6%まで、経常赤字の同比率を4%までと設定。ただ、当局者はこれまでに経常黒字は経常赤字より望ましいため、黒字の比率が6%を超えた国に対し何らかの措置が発動される公算は小さいとの見方を示している。

 ザイベルト政府報道官も21日、「経常黒字の問題だけで自動的に措置が発動されることはない」とし、上限が超えたことで欧州委との間で問題が発生することはないとの見方を示している。

 IFOのシン所長によると、経常黒字がドイツを超えているのは、世界最大の輸出国である中国のみ。中国の2012年の経常黒字は2340億ドルと、前年の2020億ドルから増加した。

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