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ブラジル中銀がレアル高抑制へ為替介入、変動幅が上昇方向にシフトとの見方も

 [リオデジャネイロ 8日 ロイター] ブラジル中銀は8日、レアル高抑制に向け市場介入を行った。ただマンテガ財務相はレアル上昇に柔軟な姿勢も見せ始めており、市場関係者の間では新たなレアル変動幅が形成されつつあるとの見方が出ている。

 中銀は最大3万のリバース・スワップ入札を実施すると発表した。ただ落札は1万にとどまった。

 レアルは先週、1ドル=2レアルを超えて上昇したが、マンテガ財務相は7日に行われたロイターとのインタビューで、レアル相場の変動幅は妥当との認識を示した。

 同相は輸出業者を支援する立場からレアル安を擁護してきたが、1ドル=1.85レアルを容認できない水準の例に挙げるなど、これまでよりもレアル上昇に柔軟になっていることをうかがわせた。

 ブラジル中銀のトンビニ総裁も国内紙に対し、消費者物価指数の短期的な上昇への懸念を表明しており、当局者2人の為替政策をめぐる方針は、レアル相場の一段の上昇を容認する方向で一致しつつあるとみられる。

 アナリストの間では、レアルの非公式の変動幅が、過去数カ月間の2.0―2.1レアルから1.95―2.05レアル付近にシフトしつつあるとの見方が出ている。

 IDEAグローバルの中南米調査部門責任者エンリケ・アラバレス氏は、中銀の動きについて、レアル上昇を抑制しようとしており、少なくとも現段階では1.95レアルを上限に設定しているようだとの見方を示した。

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