[ボストン 29日 ロイター] - 米ソフトウエア大手アドビ・システムズ は29日、1カ月近く前に発表した同社システムへのハッカー不正侵入事件について、当初発表よりも被害が広範囲に及ぶことが判明したと明らかにした。
10月3日の発表では、300万人近い顧客のクレジットカード情報やその他データが流出した恐れがあるとしていた。きょうの発表では、ハッカーがアドビIDと暗号化されたパスワードに不正にアクセスし、データベースから約3800万人の情報が盗まれたという。
「フォトショップ」のソースコードも一部流出したとしている。
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