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中国の鉄鋼・鉄鉱石先物が最安値、銀行が不動産関連融資抑制との報道で

[シンガポール 24日 ロイター] - 中国の鉄鋼や鉄鉱石の先物が24日、急落し最安値をつけた。銀行が鉄鋼など不動産関連業種向け融資を厳格化した可能性があるとの報道で、需要の見通しが悪化した。

上海証券報などの中国メディアは、一部銀行が、鉄鋼、セメントなど不動産開発に関連する業種向けの融資を絞り始めたと報じた。複数の銀行が報道を否定したが、中国株や工業関連コモディティの大半が下落した。

上海鉄筋先物は、最も取引が多い5月渡しが一時1トン=3308元(540ドル)まで下落、2009年3月の取引開始後の最安値を付け、約2%安の3326元で取引を終了。

大連の鉄鉱石先物も5月渡しが1トン=817元の最安値を受け、3.4%安の821元で取引を終えた。

融資抑制は、当局の不動産セクターのリスク抑制策の一環とみられる。

UOBカイヒアン証券(香港)のシニアアナリスト、ヘレン・ラウ氏は「融資の厳格化で市場には不安が広がっており、トレーダーは現金化を急ぐだろう」と述べ、一部鉄鋼メーカーは必要な融資を受けられず操業停止に追い込まれると指摘した。

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