for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

UPDATE 2-アストラゼネカ、ファイザー買収案再び拒否 一部株主は批判

(内容を追加しました)

[ロンドン 19日 ロイター] - 英医薬品大手アストラゼネカ は19日、米同業ファイザー が提示額を1株当たり55ポンドに引き上げた買収案を拒否した。

18日に提示額引き上げを明らかにしたファイザーは、アストラゼネカが受け入れなければ、買収から撤退する方針を示していた。

ファイザーはこれが最終的な提示額で、さらなる引き上げは行わないとした。また、アストラゼネカの株主に直接働き掛ける敵対的買収は行わず、アストラゼネカの取締役会が株主に買収を承認するよう勧告した場合にのみ、手続きを進めていくとしていた。

買収への期待が後退したことから、19日の取引でアストラゼネカの株価は13%安となった。

アストラゼネカのレイフ・ヨハンソン会長は、16日時点で提示されていた53.50ポンドを少なくとも10%上回る水準(58.85ポンドに相当)に買収額が引き上げられて初めて、アストラゼネカの取締役会が買収案の支持を勧告できるようになるとファイザー側に伝えたことを明らかにした。

ヨハンソン会長はまた、コスト節約と節税という財務面での利点が、ファイザーの買収の主な動機になっているようだと指摘。これまでのファイザーとのやり取りの中では、戦略上の魅力を感じなかったと述べた。

アストラゼネカの主要株主の一部は、ヨハンソン氏の協議を拒否する姿勢を批判。株主として上位10位に入るファンドマネジャーはロイターに対し、「アストラ経営陣は株主を代表して良い対処をしたとは思わない」と述べた。

上位30位に入るジュピター・ファンド・マネジメントのアリスター・グン氏は、「アストラゼネカの取締役会があまりにもきっぱりとファイザーの最新の提案を拒否したことにわれわれは失望している。少なくともファイザーと建設的な協議ができたはずだ」とした。

ファイザーのイアン・リード最高経営責任者(CEO)はアストラゼネカが協議に応じないことに不満を示し、株主に対して取締役会に圧力をかけるよう要請した。

今後2社間の協議がなく、買収案提出期限の延長もない場合は、ファイザーの買収案は今月26日に期限切れとなる。その後、再度買収を提案するには6カ月間待つ必要がある。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up