[フランクフルト 25日 ロイター] - 独ハンデルスブラット紙は船舶企業関係筋の話として、三菱重工 がクルーズ客船建造事業からの撤退を計画していると報じた。
これにより米カーニバル 傘下のアイーダ・クルーズ向けの客船建造が独マイヤー・ヴェルフトに戻る可能性が高まった。
三菱の広報担当者は「現時点で何ら決定していない」とし、2015・16年に予定しているアイーダ向けの2隻の納入に向け最善を尽くしていると述べた。
フィンランドの造船所の権益70%を保有しているマイヤー・ヴェルフトの広報担当者は、共同プロジェクトに常に門戸を開いていると述べた。同社はアイーダ向けにすでに7隻建造している。
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