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スイス中銀総裁「近い将来の金利上昇予想せず」=独紙

[チューリヒ 2日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)のジョルダン総裁は、ドイツ紙とのインタビューで、金利は当面、上昇しないとの見込みを示すとともに、スイスフランの上限を守るため、いつでも追加措置を講じる可能性があると述べた。

スイス中銀は3年前、デフレやリセッションを防ぐ目的で、スイスフランの対ユーロ相場に1.20フランという上限を設定した。最近、経済に陰りが見え、スイスフランに再び上昇圧力がかかっている。

2日付のフランクフルター・アルゲマイネ紙によると、ジョルダン総裁は「衝撃的な事象が起これば、インフレ率はたちまちマイナスになる可能性がある。現行の金融政策下で、近い将来の金利上昇は想定されない」と述べた。

「引き続きフランの上限設定は、金融の適切な状態を維持するための柱となる手段である。(フランの)上昇は物価下落、デフレのリスクを著しく高めることになる」と語った。

総裁は、中銀が9月の金融政策見直しで、金利の目標レンジとともにフランの上限の維持を決定し、必要に応じて中銀預金金利をマイナスにするなどの追加措置を講じる用意があると表明したと説明。

スイス経済にインフレリスクがみられるか、との質問に「不動産市場を除いて、そのような兆しはみとめられない」と述べた。

その上で、不動産価格抑制策は効果を発揮しているようだが、なお不均衡がみられるため、中銀は引き続き注視する必要がある、と語った。

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