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フィリピン当局、ユニバーサルのカジノ開業延期なら処分の方針

[マニラ 8日 ロイター] - フィリピン娯楽賭博公社(PAGCOR)の責任者は、ユニバーサルエンターテインメント の現地法人が20億ドル規模のカジノリゾートを予定通り来年開業できない場合は処罰する方針を明らかにした。

ユニバーサルのフィリピン法人タイガー・リゾーツ・レジャー・アンド・エンターテインメントは9月、開業が計画より1年遅れ、2016年になるとの見通しを示していた。

PAGCORのCristino Naguiat会長は7日夜、予定通り開業できなかった場合、何らかの処分をするかとの質問に、すべてのカジノ業者が当局に納付している1億ペソ(224万ドル)の保証金を失うことになる、と記者団に語った。

同会長は「プロジェクトは、実行計画によれば来年3月までに完了することになっている」と指摘。

PAGCORは、タイガーに対し他の措置を講じる可能性があるとし、「弁護士がそれについて検討している」と述べた。

現在のところ、タイガー関係者のコメントは得られていない。

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