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国連エボラ対策基金、10万ドルしか集まらず「深刻」と潘事務総長

[国連/ワシントン 16日 ロイター] - 国連人道問題調整事務所(OCHA)は16日、西アフリカで流行しているエボラ出血熱対策基金について、設立から1カ月の時点で確保できたのがわずか10万ドルで、目標の10億ドルをはるかに下回っていることを明らかにした。基金を設立した国連の潘基文(バン・キムン)事務総長は「深刻な問題」と表明した。

「エボラ対応マルチパートナー信託基金」はエボラ熱に迅速かつ柔軟に対応することを目指して設立された。OCHAは9月16日、今後6カ月間の対策資金として、9億8800万ドルが必要と表明。流行が最も深刻なリベリア、シエラレオネ、ギニアでの対策として、現地の非営利団体など向けに3億6500万ドルが拠出されたが、基金への寄付はコロンビアからの10万ドルのみだったという。

潘国連事務総長は「これは深刻な問題。余裕のある国は資金や戦略的支援を提供する時だ」と述べた。

一部当局者や外交関係者は、多くの寄付は基金設立前に行われたと指摘。基金への寄付の使途に対する懸念が示唆されているとの声もある。

世界銀行のジム・ヨン・キム総裁は16日、世界にはエボラ対策の支援をするかしないかという選択肢はないと指摘した。

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