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UPDATE 1-人工知能「ワトソン」をスマホに=宮内ソフトバンクモバイル社長

(内容を追加しました)

[東京 19日 ロイター] - ソフトバンクモバイルの宮内謙社長は19日の記者発表会で、純増数などのオペレーションデータが伸び悩んでいることについて、数を追うよりもスマートフォン(スマホ)を確実に増やして収益力を上げていくことが重要との認識を示した。そのために、米IBM が開発した人工知能「ワトソン」を使ったアプリを提供するなど、スマホ向けのサービスを拡充していく方針を示した。

同社の2014年度の純増数は184万件と前年度の344万件から半減。これまではアップル のスマホ「iPhone」を武器に首位を独走してきたが、3社がiPhoneを取り扱うにようになったことで差別化が難しくなり、前期はNTTドコモ 、KDDI(au) に次ぐ3位に転落した。

宮内社長は今期の純増数についても「それほど大きな数字ではない」と指摘。その上で「昔のような高成長で伸ばしていくという時代ではない」と述べ、重要なことは「アグレッシブに数を取るよりも、スマートフォンを確実に増やしていくことだ」と強調した。

一般的にスマホのARPU(1契約あたりの月間平均収入)は従来型携帯電話(フィーチャーフォン)よりも高いことから、携帯電話会社はより多くの収入が期待できる。同社はスマホでできるサービスを拡充することで、他社と差別化するとともに収益力をさらに高めたい方針だ。

宮内社長は「端末の差別化はなかなか難しい。(差別化はスマホの)プラットフォームの上で何を提供できるかにかかってくる」と語った。

サービス拡充の一環として、ソフトバンクのスマホ利用者がグループ会社のヤフー のショッピングを利用した際、買い物代金を携帯電話料金とまとめて支払えるサービスを10月以降に始めるほか、今年度中に米IBMのワトソンを使ったコンテンツも提供する。

宮内社長は「戦略的パートナーと一緒になって、スマートフォンの上にワトソンを乗せ込んでいきたい」と意欲を示した。

<スマホ新規350万回線>

関係者によると、宮内社長は記者発表会後に行った販売代理店向けの説明会で、スマホ新規350万回線を目標を掲げ、そのためにNTT の光卸サービスを利用した「ソフトバンク光」とのシナジーやシニア層へのスマホ拡販、ワイモバイルのスマホ拡販などの施策を実行に移していくことを明らかにした。   シニア層の開拓ではスマホのエバンジェリスト(伝道師)を店舗に配置、使い方などの相談に乗ることで拡販につなげる。まずは関東でスタートし、全国へ拡大させる。 (志田義寧)

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