[26日 ロイター] - 米清涼飲料大手ペプシコが26日に発表した第1・四半期(3月19日まで)決算は純売上高が9.3%増の162億ドルと市場予想(155億4000万ドル)を上回った。新型コロナウイルスを巡る制限措置の解除や値上げが寄与したためで、通期売上高見通しも引き上げた。
一方、第1・四半期にはウクライナ危機に起因する減損や在庫評価損などで2億4100万ドルを計上した。
通期のオーガニックレベニュー(買収・売却や為替相場などの影響を除いた本源的売上高)の伸び率見通しは8%と従来の6%から上方修正。ただ、通期の中核的な1株利益予想は6.67ドルから6.63ドルに引き下げた。ドル高が影響するという。
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