[東京 26日 ロイター] -
〔株式マーケットアイ〕
<15:30> 日経平均・日足は「小陰線」、市場エネルギーは一段と低下
日経平均の日足は、上下にヒゲを伴う「小陰線」となった。前週末の高値1万3774円66銭を上抜けずに伸び悩んでおり、買い方の勢いは乏しい。東証1部の売買代金と出来高はともに今年2番目の低水準となり、市場エネルギーは一段と低下している。22日安値1万3238円73銭からの戻りも一時的とみられ、上値は25日移動平均線(1万3906円37銭=26日)や75日移動平均線(1万3943円97銭=同)がめどとなりそう。半面、下値は節目1万3500円や5日移動平均線(1万3496円54銭=同)がサポートラインとなる。
<15:09> 新興株式市場は堅調、サイバー は年初来高値更新
新興株式市場は堅調。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数ともに続伸した。東証1部市場の方向感が定まらない中、先物売買などの影響を受けにくい新興株市場に小口資金が流入した。ネット株やゲーム株の上昇が目立つ。サイバーエージェント が年初来高値を更新、楽天 、コロプラ 、アドウェイズ も高い。半面、ペプチドリーム 、ユーグレナ は軟調だった。
<14:19> 日経平均は値動き乏しい、売買代金も低調
日経平均は値動きの乏しい展開。東証1部の売買代金は午後2時15分時点で1兆円をやや上回る程度にとどまり、薄商いとなっている。市場では「物色の矛先が見当たらず、商いも低水準だ。個人投資家には下げた銘柄を拾う動きがみられるものの、打診買い程度にとどまっている」(国内証券)という。
<12:59> 日経平均は小じっかり、アジア株高が下支え
日経平均は小じっかり、1万3660円付近で推移している。不動産、建設など内需系の一部が引き続き堅調。市場では「上海、香港、韓国などアジア株が総じて堅調なのが追い風。今後の重要日程を控え上値を買い上がるようなエネルギーはない」(準大手証券トレーダー)との声が出ている。
<11:00> 日経平均は小幅高、イベント控え上値追いには慎重
日経平均はプラスに転じたものの、小幅高で上値は重い。市場では「前週末の米国株は上昇したとはいえ調整局面を脱した印象ではない。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)が大きなヤマ場になる。国内では消費税引き上げ問題もあり様子見にならざるを得ない」(カブドットコム証券チーフストラテジストの河合達憲氏)との声が出ている。
<10:02> 日経平均は上値重い、目立った買い材料に乏しい
日経平均は上値の重い展開。一時下げに転じる場面もあった。
市場では「目立った買い材料に乏しく、シカゴの日経平均先物9月限(円建て)にさや寄せしたあとは、方向感が定まらない。不動産や建設など内需株の一角が買われ、下値を支えているが、引き続き米量的緩和の早期縮小に対する不透明感がくすぶっており、アジア株の動向などが懸念されている」(国内証券)という。
<09:18> 日経平均は続伸、米株高を好感し輸出株などが買われる
寄り付きの東京株式市場で日経平均は続伸。1万3700円台を回復した。前週末の米国株が上昇したほか、為替が1ドル98円台後半で落ち着いた動きとなっていることから自動車、電機などの輸出株に買いが先行した。不動産、建設などの内需系もしっかり。
米量的緩和の縮小に対する警戒感がやや後退しリスク回避姿勢が和らいでいるものの、国内要因で買い上がる材料は乏しい。東証1部の売買代金は連日2兆円割れと低迷しているため、後場にかけて先物主導で荒い値動きになるとの警戒感は残っている。
<08:25> 寄り前の板状況、ファーストリテ は買い優勢
市場関係者によると、寄り前の板状況は、ホンダ 、キヤノン 、ソニー が買い優勢、トヨタ自動車 、パナソニック が売り優勢となるなど主力輸出株はまちまち。指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は買い優勢となっている。
一方、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ のメガバンク株は、いずれも売り買いきっ抗している。
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