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双匯国際のスミスフィールド 買収、米政府の承認が得られる見通し=関係筋

[ワシントン 5日 ロイター] - 中国の食肉大手、双匯国際 による米豚肉生産大手スミスフィールド・フーズ の47億ドル規模の買収が、国家安全保障上の問題をクリアし、米政府の承認を得られる見通しだ。関係筋がロイターに話した。

今回の買収は、中国における米国産豚肉の需要増加に対応するための取り組みの一環だが、米国の政治家の一部に懸念を引き起こし、財務省が監督している政府機関による審査を受けている。

対米外国投資委員会(CFIUS)は海外からの投資に関し、国家安全保障上の問題がないかどうか審査する機関。7月24日には買収計画について政府が審査期間を45日延長したと発表しており、9月7日までに結論が出ることになっていた。

スミスフィールド・フーズはコメントを控えた。

議員の一部からは、双匯による買収で米国の食の安全が脅かされ、米国における豚肉の価格が上昇するとの懸念も挙がっている。ただ、CFIUSの審査に詳しいアナリストの大半は、審査はほぼ手続きだけのものであり、安全保障上明らかな問題はないとして買収は認められるとみている。

双匯による買収提案はハードルを1つ越えることになる見通しだが、次のハードルとなりそうなのが、スミスフィールドの5.7%の株式を保有する主要株主、米ヘッジファンドのスターボード・バリューの出方だ。同社は3日、スミスフィールド株主向けの書簡で、双匯の提案を大幅に上回る1株当たり現金34ドル以上の買収価格を提示する可能性のある複数の投資家と協議を進めていると明らかにしている。この対抗提案が間に合わない場合、スターボードは時間稼ぎのため、今月後半に双匯とスミスフィールドの合併に反対票を投じることを計画しているという。

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