[シカゴ 31日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は31日、西アフリカでエボラ出血熱が流行し、これまでに729人が死亡している事態を受け、ギニア、リベリア、シエラレオネへの不要不急の渡航を避けるよう勧告した。
CDCのフリーデン所長は、今回の流行を「史上最大かつ最も複雑」とし、封じ込め支援のため新たに50人の専門家を派遣すると表明した。
所長は、封じ込めには3─6カ月を要する可能性があるとしている。
今回の勧告は、他の病気などで現地の医療施設を受診した際の感染を予防することが目的で、感染地域の必要機能を支援するため航空機の運航は継続するという。
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