[アテネ 10日 ロイター] - ギリシャのNikos Chountis外務次官は10日、ロシアと中国から支援の申し出があったことを明らかにした。
次官は国内ラジオに対し「選挙後に、ロシアと中国から経済支援や投資機会に関する提案があった」と指摘。「われわれは要請していない。現在協議を行っている」と述べた。
その上で、欧州以外から支援を受ける可能性を否定しないとしたが、欧州パートナーとの債務協議で万策尽きるまで取り組むことが優先との考えを示した。
これに先立ち、ギリシャのカメノス国防相は、ユーロ圏との債務協議で新たな合意に至ることができなかった場合、ユーロ圏以外に支援を求める可能性もあると示唆した。
ギリシャのコジアス外相は11日、モスクワを訪問する予定。
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