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TPP交渉は5品目聖域順守、情報開示求める=萬歳JA全中会長

[東京 12日 ロイター] - 全国農業協同組合中央会(JA全中)の萬歳章会長は12日、日本海外特派員協会で会見し、環太平洋連携協定(TPP)交渉について、コメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物(砂糖)の重要5品目の聖域を確保するとした国会決議を順守してほしい、とあらためて政府に要望した。

また、交渉の中身について政府からの情報開示が足りないとして、一段の開示を求めた。

9日に、全中の社団法人化などを決めた自民党の農協改革案を受け入れたことについては「おおむね考えが一緒だということで判断した」としながらも、農協組織改編が、農家所得向上にどうつながるのか、という説明が足りないと不満を示した。

同席して会見したポーリン・グリーン国際協同組合同盟(ICA)会長は、日本の農協改革は日本のみならず、世界の他の国の協同組合にも影響を与えるため、昨年6月から注視し、成り行きを見守ってきたとした指摘。

そのうえで、世界的に見ても強い農業を持つ国は、必ず強い協同組合組織がある、と農協の意義を強調した。

  遺伝子組み換え作物に関する見解を聞かれ、萬歳会長は「飼料については入っているが、直接人間の口に入るものには拒否反応がある。注意しなければならないとうい立場だ」と受け入れに慎重な姿勢を示した。

宮崎亜巳

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