(表のレートを更新しました。) [ニューヨーク 2日 ロイター] - 30年債 (指標銘柄) 米東部時間17時05分 96*06.00=2.6860% 前営業日終盤 98*02.00=2.5934% 10年債 (指標銘柄) 米東部時間17時04分 99*06.50=2.0890% 前営業日終盤 100*01.00=1.9965% 5年債 (指標銘柄) 米東部時間17時04分 99*00.75=1.5792% 前営業日終盤 99*12.75=1.5005% 2年債 (指標銘柄) 米東部時間17時04分 99*21.75=0.6621% 前営業日終盤 99*24.25=0.6224% 2日の米金融・債券市場では、米国債利回りが上昇した。社債市場の大型起債案件が 圧迫材料となった。 後発医薬品メーカーのアクタビス はこの日、220億ドル相当の起債に向け マーケティングを行った。プライシングは3日の予定。社債の発行規模としては過去2番 目の大きさになると見込まれている。 社債市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利上げを前に起債に踏み切る企業が増 える可能性がある。 午後の取引で、指標10年債 は25/32安。利回りは2月24日以来 の高水準となる2.08%に上昇した。 また市場では、FRBの利上げ時期を見極めようとする動きが続いている。 一部では、今月17━18日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、FRBは 金利の道筋を示すフォワードガイダンスから「忍耐強く(patient)」の文言を削除し、 6月の利上げ開始へと地ならしを行うとの見方が出ている。 今週の注目材料は6日に発表される2月の米雇用統計だ。ロイター調査では、非農業 部門雇用者数が24万人増と予想されている。 TD証券の金利ストラテジスト、ジェナディ・ゴールドバーグ氏は米経済がそこまで 減速していないかどうかは雇用統計次第だと指摘。「雇用統計が弱く、賃金の伸びもさえ なければ、今月のFOMCで『忍耐強く(patient)」』の文言が削除されるかどうかに 大きな影響を及ぼし、利上げ時期をめぐり大幅な調整につながる可能性がある」との見方 を示した。 Tボンド先物6月限 は2━5/32安の159─22/32。 Tノート先物6月限 は21.50/32安の127━4/32。 <ドル・スワップ・スプレッド> LAST Change U.S. 2-year dollar swap spread 24.75 (-0.50) U.S. 3-year dollar swap spread 21.50 (-1.00) U.S. 5-year dollar swap spread 14.50 (-0.25) U.S. 10-year dollar swap spread 12.25 (unch) U.S. 30-year dollar swap spread -11.25 (-0.25)