[東京 8日 ロイター] - 日銀の黒田総裁は、金融政策決定会合後の記者会見で、今、実質賃金が下がっていることの大半は消費税の引き上げによるもので、消費税を除くと実質賃金は上がっていると指摘した。
主な発言は以下のとおり。
* 今、実質賃金が下がっていることの大半は消費税の引き上げによる
* 今の実質賃金下落は消費増税が理由、12カ月でなくなる
* 消費税の影響による実質賃金低下、未来永劫続くことではない
* 消費税を除くと実質賃金は上がっている
* 中長期的な実質賃金上昇、企業のイノベーションや政府の成長戦略・規制緩和重要
* 消費増税の影響、想定しなかったことが起こっているということはない
* 経常収支の今の赤字、今後も続かなければならないものかどうかわからない
* 個人的には貿易収支の赤字と所得収支の黒字、続くとみる *この記事の詳細はこの後送信します。新しい記事は見出しに「UPDATE」と表示します。
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