for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

UPDATE3: 中国・海通証券<600837.SS>のIPO、日本勢はSBI<8473.T>など3社が出資へ

*香港市場におけるIPOのバックグラウンドなどを加筆し、再構成しました。

 [東京 17日 ロイター] 香港市場に株式を新規上場(IPO)する中国・海通証券600837.SSをめぐり、SBIホールディングス8473.Tと東洋証券8614.Tは17日、戦略的投資家として同社の株式を取得すると発表した。海通証券が香港証券取引所に提出した書類によると、三井住友信託銀行も同様に出資する。

 3社は、海通証券の香港IPOの公募に先立ち、戦略的投資家として出資を行う「コーナーストーンインベスター」として、SBIが3000万ドル、東洋が1000万ドル、三井住友信託が1200万ドル分の新株を取得する。最終的な海通証券のIPOの条件が決定していたないため、確定値とはならないが、SBIの出資比率は約0.2%になる見通し。3社合計で1%に満たない。

 3社はそれぞれ、株式取得により、海通証券との関係を強化する予定。

 海通証券が香港証取に提出した資料によると、この他のコーナーストーンインベスターとしては、アジアを拠点とするPEファンドのPAG(3億米ドル)のほか、DEショー(1億米ドル)、KGIファイナンス6008.TWO(3000万米ドル)などが入っている。

 海通証券は約220の拠点と400万人の顧客数を持つ証券会社。

 今回の香港上場では最大17.7億米ドル(約1420億円)のIPOとなる見通し。海通証券は当初、2011年に香港でのIPOを計画していたが、市況の悪化などを背景に延期していた。このため今回のIPOの行方が、今後の香港におけるIPO市場の展望を占う試金石になるとの指摘がでている。

 海通証券は2007年に上海市場に株式を上場し、時価総額は約133億ドル(約1兆円)。香港市場へのIPOで調達する資金の35%(44.7億香港ドル)は海外企業買収、20%はファイナンス業務の拡大、20%はオルタナティブ関連の金融商品開発に充当する。また、15%はPEファンドなどの投資業務、残る10%は運転資金に充てる予定だ。

 香港市場での上場日は4月27日の予定。

  (ロイターニュース 江本 恵美、編集:長谷部正敬)

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up