[サンフランシスコ 8日 ロイター] 米カリフォルニア州の裁判所は、中国の唯冠国際0334.HKの子会社、唯冠科技が米アップルAAPL.Oのタブレット型端末「iPad(アイパッド)」の商標権をめぐり同社を訴えていた裁判を却下した。
唯冠科技は、アップルがアイパッドの商標権を購入する際、特別目的会社を通じて取得することで同社をだましたとし、2月にアップルを提訴した。
一方アップルは、香港で問題を解決することで両社は合意していると主張。カリフォルニア州裁判所は先週、アップルの主張を認め、この件を却下した。
アップルの広報担当者は、唯冠国際には商標権の代金を既に支払っており、同社は不当に追加支払いを求めている、とのこれまでと同様の見解を示した。