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UPDATE1: シドニー外為・債券市場=豪ドルは対ユーロで最高値付近、ECBに失望感

 [シドニー/ウェリントン 3日 ロイター]3日のオセアニア外国為替市場では、欧州中央銀行(ECB)が即時の国債買い取りを打ち出さなかったことへの失望感から、豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルが対ユーロで過去最高値付近を維持した。一方、豪ドルとNZドルは対米ドルでも、オフショア市場での需要を背景に堅調となった。

 豪ドルの対ユーロ相場EURAUD=Rは直近で、1ユーロ=1.1627豪ドルで取引された。豪ドルの対ユーロ相場は過去2カ月間で、約10%上伸した。

 またNZドルは対ユーロEURNZD=で1.4958NZドルを付け、最高値を更新した。

 ユーロが売られたことで、オセアニアの両通貨は対米ドルでの下落幅を縮小し、週間での変化はほとんどなかった。ECBの発表を受けて株や商品が売られたにもかかわらず、両通貨は堅調な動きをみせた。

 豪ドルAUD=D4は対米ドルで1豪ドル=1.0474米ドルと、昨日と同水準に戻した。海外市場では1.5セントほど下げて軟調な値動きとなっていた。

 NZドルNZD=D4の対米ドル相場は、1NZドル=0.8090─8100米ドルで寄りついた後、対ユーロでの上伸や投機筋の買いに支えられ、0.8130米ドル前後まで上昇した。

 米格付け会社大手のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、ニュージーランドの格付けを「AA」に据え置き、見通しを「安定的」としたことを受けて、NZドルは相対的に安全資産としての魅力を増している。

 トレーダーは、3日に発表予定の米雇用統計で示される非農業部門就業者数に注目している。市場予測は10万人増。就業者の増加幅が少ないほど、リスク回避が強まる見通しだが、一方では米連邦準備理事会(FRB)の追加緩和に対する期待も高まる。

 豪債券先物相場は堅調。3年債先物YTTc1は0.06ポイント高の97.460、10年債先物YTCc1は0.03ポイント高の96.970を付けた。

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