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UPDATE1: アジア通貨動向(18日)=総じて軟調、一部中銀が為替介入

 [シンガポール 18日 ロイター] 18日のアジア通貨は総じて軟調。中国の国内総生産(GDP)統計を受けて中国経済の底入れ感が強まったものの、一部のアジアの中銀が自国通貨高を抑制する為替介入を実施した。

 朝方のアジア通貨は、好調な米住宅指標やスペインの支援申請に対する期待を背景に総じて堅調に推移していたが、シンガポール金融管理局の米ドル買い介入を受け、シンガポールドルSGD=D3が下落すると、他のアジア通貨も伸び悩む展開となった。

 シンガポールドルは、今年の上昇率がアジア通貨で最大となっている。

 一部の市場関係者によると、韓国の通貨当局もウォン売り介入を実施したもよう。ウォンは対円JPYKRW=Rで約6カ月ぶりの高値をつけた。

 フィリピンペソPHP=PDSPも下落。中銀が1ドル=41.20ペソを超えるペソ高を容認しないとの警戒感で、利食い売りが出た。

 東部証券のアナリスト、Yuna Park氏は「アジア諸国は最近、経済指標がかなり弱く、為替介入を実施せざるを得ないのかもしれない。ただ、中国経済の回復は支援要因にはなるだろう」と述べた。

 タイ中銀は前日、国内需要を支えるため、予想外の利下げを実施した。

 シンガポールドルは米ドルに対して下落した。

 市場筋によると、シンガポール金融管理局(MAS)が介入を行ったもよう。

 マレーシアリンギは対ドルで上昇。

 シンガポールドルの軟調地合いを受けて投資家がドルのショートカバーに動いたことから、リンギの上げ幅は取引終盤にかけて縮小した。また、フィキシングにからんだドル需要もリンギの圧迫材料となった。

 ただし世界的な景気減速への懸念は和らいでおり、リンギは引き続き上昇基調を維持している。

 韓国ウォンKRW=KFTCはドルに対して上昇した。

 しかし外為当局のドル買い介入への懸念を背景に投資家が利益確定の売りを出したことから、ウォンの上昇幅は限定された。

 市場筋の中には、ウォンが上げ幅を縮小したことから、介入が実施された可能性があると見る向きもいる。

 ウォンは対円では、0.4%高。4月27日以来の高値となる1円=13.9344ウォンに上昇した。

 フィリピンペソは対ドルで下落した。

 投資家が介入への警戒感から、ドルのショートカバーに動いたことが背景。

 投資家の間には、フィリピン経済のファンダメンタルズの底堅さに注目し、ペソの押し目買いを狙う向きもいる。

 *0650GMT(日本時間午後3時50分)現在のアジア地域の通貨の対米ドル相場は以下の通り。

 シンガポールドル   1.2171

台湾ドル    29.202

 韓国ウォン    1104.01

タイバーツ     30.62

フィリピンペソ    41.27

インドネシアルピア 9590.00

インドルピー       52.94

 マレーシアリンギ  3.0330

 人民元        6.2555

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