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ホンダ<7267.T>、米国で小型ジェット機の生産を開始 「空のシビック」目指す

 [31日 ロイター] ホンダ7267.Tは31日、航空機事業を手掛ける米子会社「ホンダ エアクラフト カンパニー(HACI)」が、5人乗りの小型航空機「ホンダジェット」の生産を米ノースカロライナ州グリーンズボロで始めたと発表した。低燃費や斬新なデザイン、低価格で30年前に米自動車業界に衝撃を与えた乗用車の初代シビックになぞらえ、「空のシビック」を目指す考えだ。

 ホンダによると、受注は既に100件を超えている。同社はHACIの生産能力を2─3年以内に年産100機に引き上げる方針だ。

 ただ、小型ジェット機市場への参入では課題にも直面。中でも、主翼上面にエンジンを取り付けた奇抜なデザインや、サービスやメンテナンス面での実績不足は懸念材料だ。

 香港のコンサルタント企業アジアン・スカイ・グループのアナリスト、ジェフリー・ロウ氏は「これら全ての目新しさに多くの人が懸念しており、様子見を決め込む人もいるだろう」と指摘する。

 ホンダジェットのチーフ・エンジニアでHACI社長を務める藤野道格氏によると、価格が450万ドルのホンダジェットが奇抜なデザインとなった理由の一部は、内部空間の確保と燃費効率を上げるためだという。

 ホンダは、現在手に入れることができる同様のビジネスジェットと大まかに比べると、ホンダジェットは約10%速く飛行できるほか、より短い滑走路での離着陸が可能だとしている。

 また、燃料の使用量も2割ほど少なくて済み、キャビンのスペースも約2割広いという。藤野氏は以前、キャビンのスペースについて「(富豪一族の令嬢で有名人として知られる米国人)パリス・ヒルトンにも十分な広さ」と表現したことがある。

 他の小型航空機ではみられない「フルサイズの化粧室」も設置されている。

 ホンダジェットは、まずは北米や欧州市場をターゲットとする。

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