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UPDATE1: スペインの格付けを2段階引き下げ「BBBマイナス」に、ジャンク等級の一歩手前=S&P

 [ニューヨーク 10日 ロイター] 格付け機関スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は10日、スペインの格付けを「BBBプラス」から「BBBマイナス」に2段階引き下げたと発表した。これは投資適格等級の最低ランク。格付け見通しは「ネガティブ」とした。

 S&Pは格下げの理由として、リセッション(景気後退)の深刻化により政策の選択肢が限られつつあることを挙げた。

 さらに、経済成長と財政状況に大きなリスクが存在するほか、ユーロ圏の政策の方向性が不透明と指摘。「われわれの見方では、現在の経済および金融危機がもたらす著しい困難に対処する政治的能力(国内と多国間の双方で)が低下している」と述べた。

 今回の格下げの結果、S&Pによるスペインの格付けは、ムーディーズの「Baa3」と同水準となった。ムーディーズもスペインの格付けを引き下げ方向で見直している。

 フィッチの格付けは「BBB」で、S&Pやムーディーズに比べ1段階高いが、やはり見通しは「ネガティブ」としている。

 スペイン経済省のスポークスマンは、S&Pによる格下げについてコメントを避けた。

 格下げの発表を受け、ユーロは終盤のニューヨーク市場で約0.25%下落し、1ユーロ=1.2865ドルとなった。

 BKアセット・マネジメントのマネジングディレクター、キャシー・リエン氏は「格下げはユーロを圧迫している。S&Pに続いてムーディーズもスペインを格下げする可能性がある。S&Pはジャンク等級まで引き下げなかったが、ムーディーズはそうする可能性があり、ムーディーズからジャンク等級に引き下げられればさらに大きな影響が生じるだろう」とコメントした。

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