[13日 ロイター] 米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙によると、ブラジル知財管理当局は、米アップルAAPL.Oの「iPhone(アイフォーン)」の商標権について、地元企業が既に保有しているとして、アップルの使用を禁止した。
WSJ紙によると、ブラジルの家電メーカー、グラディエンテは、「iPhone」の商標使用権を既に保有していた。アップルは今回の決定をブラジルの裁判所に提訴することができる。
関係筋は今月、ブラジルの知財管理当局が「iPhone」の商標について、先に同じ名称を登録していた現地企業に使用権を与える方針である、と語った。
グラディエンテは、アップルが初代iPhoneを発売する7年前の2000年に「iphone」を商標として登録していた。
米国のアップルの広報担当者からのコメントは得られていない。