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UPDATE1: アジア通貨動向(26日)=ウォンやペソなど下落、伊総選挙の結果受け

 [シンガポール 26日 ロイター] 26日のアジア新興国通貨は、韓国ウォンとフィリピンペソが下落した。ユーロ圏債務危機をめぐる懸念が再燃し、相対的に安全性が高いとされる米ドルが買われた。ただ、円の回復を受けて、アジア新興国通貨の下落幅は限定的となった。

 イタリア総選挙は下院は緊縮財政を掲げる中道左派連合が僅差で勝利したが、上院では過半数を獲得した勢力はなかった。政局が混迷すればイタリアの経済改革が滞り、債務危機が悪化するとの見方が広がった。

 こうした警戒感がウォンKRW=KFTCやフィリピンペソPHP=PDSP、マレーシアリンギMYR=MYの重しとなった。アジア株も軒並み下落した。

 ただ、円がオーバーナイトで回復したことを受け、アジア諸国が競争的な通貨切り下げに踏み切るとの懸念が後退、アジア通貨を下支えた。

 円JPY=EBSは前日、1ドル=90.85円と約1カ月ぶり高値に上昇。イタリア政局への懸念からリスクを嫌った投資家の買いが入った。

 世界的にリスク資産が売られる流れを引き継ぎ、ウォンは序盤の取引で下落。ただ、月末の決済目的で輸出筋の買いが入りやや持ち直した。

 外国人投資家の最近の株式取得に関連した需要も支援要因となった。

 ペソも軟調に推移した。イタリアの政局不透明感を背景に、インターバンクの投機筋がドルのショートポジションのカバーに動いたもようだ。ただ、資金流入が続くとの期待感から、ペソの下値は抑制された。

 リンギもイタリアの政局不透明感に圧迫された。ただリンギのショートポジションは行き過ぎとの見方を背景に、下落分を一部取り戻した。

 台湾ドルは、月末の決済目的での輸出業者の需要を背景に上昇した。一方で、輸入業者が米ドルを買ったことから、台湾ドルは伸び悩んだ。

 *0620GMT(日本時間午後3時20分)現在のアジア新興国通貨の対米ドル相場は以下の通り。

 円          91.92

 シンガポールドル 1.2387

台湾ドル    29.664

韓国ウォン  1087.95

タイバーツ   29.84

フィリピンペソ    40.74

インドネシアルピア 9703.00

インドルピー   54.07

マレーシアリンギ  3.1010

人民元       6.2296

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