for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

ドイツ、EU・米の包括的FTA締結を望む=経済技術相

 [ベルリン 17日 ロイター] ドイツのレスラー経済技術相は、欧州連合(EU)と米国の自由貿易協定(FTA)について、ドイツ政府は一部の南欧諸国が求めている限定的な内容ではなく、包括的な内容での締結を望むと明らかにした。

 米国とEUは6月までのFTA交渉入りを目指し、準備協議を1年続けているが、米国の遺伝子組み換え作物の輸入にEUが抵抗するなど大きな障害がまだ残る。

 17日付の独シュピーゲル誌によると、レスラー経済技術相は、フランスや南欧諸国が規制による国内農業の保護を望み、米国の遺伝子組み換え作物の排除を求めるのとは対照的に、ドイツ政府は包括的なFTAの締結を望んでいることを明らかにした。

 レスラー経済技術相は同誌に対し、「われわれは大きな進展に向けて努力している。最小限の合意を目指しているわけではない」と発言。FTAがもたらす利益は包括的協定のほうが大きいとする独IFO経済研究所の調査結果を引き合いに出し、「交渉議題を事前に限定し、特定のセクターを排除することは不利になる」と述べた。

 IFOは経済技術省のために実施した調査で、FTAで関税障壁のみが撤廃された場合、EU域内の1人当たり国内総生産(GDP)は0.1%増加し、米国では0.2%増加すると結論づけた。また、各政府が共通の技術水準、安全水準及び競争ルールを導入した場合、1人当たりGDPはさらに増える可能性があると指摘した。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up